【令和時代の扉を拓く】コミュニティシップの大切さ


教育創造研究センター所長 髙階 玲治





東京都の近郊のA小学校の全国学力・学習状況調査で意外な結果を見いだした。「今住んでいる地域の行事に参加していますか」の問いに、「当てはまる」と答えた児童が6.9%だった。全国平均は37.0%で、10年前と比べるとやや高くなっている。

なぜ、この学校は極端に低いのか。実はこの学校は地域で伝統校と言われていて、60歳代の卒業生に話を聞くと、強い愛校心を今も抱いている。子供の頃、地域は神社を中心としたまとまりがあったという。地域にはさまざまな行事や遊び場があって、当時からの仲間意識が続いている。

しかし、10数年前からマンションが急激に増加して、地域は大きく変化し始めた。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。