【クオリティ・スクールを目指す(161)】渋沢栄一に学ぶ

教育創造研究センター所長 髙階玲治
多様な学びの宝庫
次期1万円札の肖像が「日本資本主義の父」と言われる渋沢栄一に決まって、にわかに脚光を浴びることになった。

生まれたのは現埼玉県深谷市で、同市教委は2012年に『渋沢栄一こころざし読本』を作成し、道徳などの副読本として活用している。小学校低・高学年、中学校の3冊である。生家が残っていて、記念館もある。『読本』は、人となりなど、生涯のエピソードを読みもの資料として、埼玉県や深谷市が独自に作成したものがほとんどである。

渋沢栄一は、名前が知られていても、どんな実績があるか漠然とした印象しかないであろう。……

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