【クオリティ・スクールを目指す(177)】近未来の教育が変わる予感

教育創造研究センター所長 髙階玲治
この連載の一覧
クオリティ・スクールを目指す
教師の直観と教育の創造
本紙に3回連続掲載された東京都小金井市立前原小学校の蓑手章吾教諭の「新しい自立的学習者」に注目したい。その理由は子供に必要な学習基盤を「一斉休校でも学びが止まらない子を育成する」として、教育実践の重点を設定していることである(本紙7月2日ほか)。また、新渡戸文化中学校の山本崇雄教諭はオンライン授業で育む自律型学習者を提示しているのにも注目したい(本紙6月29日)。

期せずして両者とも「自立(律)的学習者」の育成を目指しているが、私が注目するのは学校の教育課程実施に加えて新たな独自の教育視点を付加していることである。

今回のコロナの影響は子供に自宅学習を強いたり、オンライン教育を促進したりしているが、それは近未来の教育は単に学校のみが学習の場でないことを確実な形で示している。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。