大学や企業と連携 理数授業の実践例を公開

東京都教委は昨年度の「理数授業特別プログラム」の実践事例をネットで公開した。大学や企業と連携して都内公立小・中学校で行った理数授業をまとめた内容。ロボットや超音波診断装置など通常の授業では扱わない機器を活用し、最新の知識や技術に触れた。

新宿、目黒、日野、東大和などの市区計10地区の小学校74校、中学校32校で、理数の面白さや有用性を実感し、理数好きの児童生徒を増やすのがねらい。

小4理科単元「人の体のつくりと運動」では、日野市の小学校4校と首都大学東京が連携。人間とロボットの構成要素や動きを比較し、人間の体のつくりや運動がロボット研究開発に生かされる事実を学習。ロボット制御への興味関心とともに理科学習の有用感を高める授業となった。

同教委の担当者は「子どもたちが普段味わえない内容や知識に触れて、理数への興味や意欲が高まってきたとの声が、学校から寄せられた。今後は、大学や企業など外部とどう連携し、授業を組み立てていくかが課題」と話す。

同事業は平成27・28年度で実施され、終了後に成果が検討される予定。
昨年度の実践事例は、都教委サイト(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/shidou/risuu_specialprogram.html)から閲覧できる。

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