サステイナブルスクールの実践 ACCUが冊子に成果まとめる

(公財)ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)はこのほど、サステイナブルスクールの活動をまとめた冊子『キラリ発進! サステイナブルスクール―ホールスクールアプローチで描く未来の学校―Vol.2』を発行した。

2017年度「日本/ユネスコパートナーシップ事業」としてACCUが文科省から委託を受け実施した、ESD重点校形成事業の一環で「サステイナブルスクール」に認定された24校の取り組みを、ホールスクールアプローチを軸にまとめたもの。

この事業では、ESDに継続的に取り組み、さらなる飛躍の可能性があると評価された学校24校を「サステイナブルスクール」として認定。これらの学校は、教育を通じて持続可能な未来、社会を構築することを目指して活動している。

ホールスクールアプローチは、学校全体でESDに取り組む教育手法。一部の教員や科目にとどまらず、教職員、児童生徒、保護者などが一体となって、学校運営、教室内外の学び、設備と環境、地域との連携などのあらゆる分野で持続可能な社会づくりを意識した教育・学習を行う。国連総会が承認した国際的なESDの推進枠組みである「ESDに関するグローバルアクションプログラム(GAP)」において、優先的に行動すべき分野の一つとされており、国際的にその推進が求められてもいる。

サステイナブルスクールは、教育を通じて持続可能な未来、社会を構築することを目指して多様な活動を展開している。研修会や学校間交流などを通じて、教職員や児童生徒の意識が変わり、学校全体にポジティブな変化が生まれているという。

冊子には、実践の成果が1校ごと見開き2ページにわたり掲載されている。掲載校は次の通り。

▽宮城県気仙沼市立面瀬小学校▽宮城県気仙沼市立唐桑小学校▽宮城県登米市立米谷小学校▽東京都江東区立八名川小学校▽東京都杉並区立西田小学校

▽東京都目黒区立五本木小学校▽横浜市立永田台小学校▽愛媛県新居浜市立惣開小学校▽徳島県阿南市立桑野小学校▽福岡県大牟田市立吉野小学校▽宮城県石巻市立牡鹿中学校▽東京都大田区立大森第六中学校

▽名古屋国際中学校・高等学校▽広島県福山市立福山中・高等学校▽静岡県立下田高等学校南伊豆分校▽広島県立安古市高等学校▽愛媛県立新居浜南高等学校▽独立行政法人国立高等専門学校機構福島工業高等専門学校

▽千葉県立桜が丘特別支援学校▽愛知県立みあい特別支援学校▽NPO法人東京賢治の学校東京賢治シュタイナー学校▽特定非営利活動法人横浜シュタイナー学園

▽特定非営利活動法人京田辺シュタイナー学校▽認定NPO法人箕面こどもの森学園

冊子は、ACCUのサイトで閲覧できる。