既卒者の夜中入学認める 文科省が「考え方」を通知

2015年8月3日号掲載

 さまざまな理由により不登校で長期欠席をしたにもかかわらず卒業させられた学齢期を超過した形式卒業者が、中学校夜間学級で学び直しができるよう、文科省は「考え方」を示した。7月30日には、各都道府県・指定都市教委教育長に、通知を発出した。

 同省はこれまで、中学校を卒業していない者に限り、「入学を許可して差し支えない」とする考え方を示していた。その一方で、ひとたび中学校を卒業した者が再入学を希望した場合の考え方については、明確に示してこなかった。こうした考え方に基づき、各教委はこれまで、義務教育課程修了者の中学校への再入学を断っていた。

 このたびの通知では、入学を希望する既卒者の中学校夜間学級の受け入れについて「基本的な資質を養うといった義務教育の目的」として、「再度中学校に入学を認めることが適当」と明記した。

 入学希望者の個別事情も明示した。

 具体的には、▽指導要録上、十分な日数があっても、いじめなどで保健室登校により授業を受けれなかった▽就業年限の相当部分が未就学であったり、就学義務の猶予や免除で学籍が長期間作成されていなかったりした――などを挙げた。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)

 



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