今年度学校基本調査の速報値 在学者数が小中で過去最低、特支で過去最高

2015年8月13日号掲載

文科省はこのほど、今年度学校基本調査の速報値を明らかにした。在学者数は、小・中学校では過去最低を、特別支援では過去最高を更新。長期欠席者のうち、不登校を理由とする児童生徒数は合わせて4千人増えて12万3千人となった。

調査は、5月1日現在の状況をまとめたもの。

 それによれば(国公私立の合計を概数で表記。増減は前年度比)、在学者数は幼稚園で140万2千人で、15万5千人減。幼保連携型認定こども園は28万1千人。

 小学校は654万3千人で、5万7千人減少。中学校は346万5千人で、3万9千人減じた。小・中学校ともに、過去最低を更新した。

 高校は331万9千人で、1万5千人減。

 中等教育学校は3万2千人で、800人増。

 特別支援学校は13万8千人。2千人増加で、過去最高を更新した。

 大学は255万6千人で、4千人増。大学院は24万9千人で、2千人減少。

 専門学校(専修学校専門課程)は58万8千人で、1千人の減。

 26年度間の長期欠席者(30日以上欠席した者)のうち、不登校を理由とする小学生は2万6千人で、2千人増。中学生は9万7千人で、こちらも2千人増。

 1年以上の居所不明者数は123人で、260人減。4年連続で減少してきている。

 ニート問題に関しては、高卒者に占める、進学も就職もしていない者の割合は4・4%で、0・1ポイント減。大卒者に占める割合は10・3%で、1・8ポイント減。

 大震災後の3県では、在籍者の緩やかな減少がまだ続いている。

 岩手県では、小学校が6万3千人で、1400人減、中学校が3万5千人で、700人減。宮城県では同12万人で、1200人減、6万4千人で、700人減。福島県では、同9万6千人で、2千人減、5万5千人で、1300人減。

 教員数で目立ったのは、教職員に占める女性教員の割合。中学校で0・2ポイント増の42・8%、高校で0・3ポイント増の31・3%、特別支援学校で0・3ポイント増の60・9%となり、過去最高を更新した。過去最高ではないが、小学校の0・1ポイント減を除き、中等教育学校で1・2ポイント増、専修学校で0・1ポイント増、各種学校でも0・5ポイント増といった具合に女性教員が増えている。
 

 

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)

 



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