いじめ認知再調査を 矢巾町での事案受け文科省通知

2015年8月31日号掲載

岩手県矢巾町の中学校2年生、村松亮さん(13)がいじめを苦に自殺したとみられる事案を受け、文科省は、全国の教委から回答を得て集計したいじめ認知件数の再調査をするよう、8月17日に通知を発出した。

7月に起きた矢巾町自殺事案では、村松さんがいじめを担任教諭に訴えていた。だが、いじめと認知せず、適切に対応をとらなかった。校内での組織体制についても不備があったのではないか、との指摘がある。

こうした事案を受けて同省は、「集計した調査結果が実態を正確に反映しているとは考えがたい」として、調査をやり直すよう求めた。

通知では、初期段階や短期で解消した事例なども集計するよう要望した。さらに、各学校に対し、いじめ防止対策、アンケート調査、個別面談の結果などで共有した情報を精査し、認知漏れがないようにと注意を促した。

いじめ認知件数調査は、毎年実施している問題行動調査の一部。6月には、各教委から既に回答を得ていた。例年であれば、9月中旬に発表される予定だった。だが、今回の再調査の実施で、いじめ認知件数に限り、10月末に公表される見込みだ。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)

 



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