教職大学院が18校増に スクールリーダー育成に期待

2015年9月28日号掲載

学校教育の課題が複雑化・多様化しているなかで、高度な専門性をもった教員の育成が期待されている。その役割を担うのが教職大学院だ。平成24年度に出された答申では、全都道府県での設置を目標に掲げたが、現在は、22都道府県に国私立合わせて27大学に留まっている。来年度からは、長期履修制度などを導入する琉球大学、スクールリーダーの育成に力を注ぐ富山大学など、新たに18大学が教職大学院を設けることとなった。

琉球大学は「理論と実践の融合」を掲げ、学校現場の教科教育や生徒指導などに優れた教員を育成する。

 大学院は、教育学研究科を改組する形で設置。そこに修士課程の定員を一部振り分け、高度教職実践専攻とする。

 また学卒院生が県の教員候補者選考試験に合格すると、教職大学院を修了するまで名簿登載を延長する制度も設ける。

 このほか、2年間の授業料で最長4年間の修学が認められる長期履修制度を導入する。

 一方、富山大学は、育成する教師像を「チーム学校の牽引役となるスクールリーダーを養成する」と定め、若手を指導する教師の育成に力を注ぎ、教職実践研究科教職実践高度化専攻を新たに設けた。

 県教委の協力のもと、実務者教員として校長経験者OBを迎える。

 さらに県総合教育センターと連携して教育課程を編成する。教育現場で起こっている諸問題をテーマに、院生と調査事業を行う。これにより、実践的な能力を身に付けさせるのが目的だ。

(詳細は「教育新聞」紙面に掲載)

 



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