文科相が決議文作成 教職員定数削減に反対

定例会見で教職員定数削減の反対決議文ついて説明する馳文科相
定例会見で教職員定数削減の反対決議文ついて説明する馳文科相

馳浩文科相は12月1日、閣議後の定例会見で、教職員定数削減に反対する決議文を作成したとの一部報道について、「『非常ベルが鳴り響いている』との認識で作成した」と語った。

11月26日に都内ホテルで開催した、文科、文部大臣経験者との会談で、決議文の理解を求めたという。

これに関して馳文科相は「新任大臣として、先輩らから、文科省が果たすべき役割について意見を聞いた」と話した。

予算編成前に、財政審から教職員定数削減の機械的な削減を求めている現状や、国立大学法人運営費交付金の厳しい査定について、歴代大臣経験者から意見を求めたとみられる。

馳文科相は、予算編成について「先輩の意見を謙虚に受け止めて、財務省と現場に基づいた折衝をする」と意気込みを語った。

教職員定数削減をめぐっては、財務相の諮問機関「財政制度等審議会」が公立小・中学校の教職員約69万3500人を、少子化の影響により、平成36年度までに3万7千人減らせると試算。財務省はこれに基づき、来年度から教職員定数を減らすよう文科省に迫っている。

あなたへのお薦め

 
特集