N高校に東大目指すN塾 IT人材も育成

新機軸の学びの場づくりに意欲を示す
新機軸の学びの場づくりに意欲を示す

来春開校予定の(学)角川ドワンゴ学園N高校は、東京大学志望者のための「N塾」と、IT人材を養成する専門スクール「バンタン・プログラマーズ・ハイレベル・ハイスクール」(プロハイハイ)を同時に開講すると12月10日、発表した。

N塾生は、来年3月末時点で高校卒業の予定がない男性が対象。年齢は15歳から85歳まで。N高校在籍が条件。第2次世界大戦の影響で大学進学を断念した人にも再チャレンジしてほしいという。塾は30人の全寮制。徹底した個別指導で東大合格を目指す。基礎学力と情報処理能力講師とのディスカッションを重視し、自ら問題点を見つけ、解決方法を考え、実行する能力を育てていくという。

塾長を務めるのは、学年最下位の女子生徒を有名大学に現役合格させた「ビリギャル」で話題となった、個別指導塾「坪田塾」を運営する㈱ビビッドの坪田信貴代表取締役。

一方のプロハイハイは、N高校の提携通学コース。初心者でも、1年間で業界に通用するプログラマーに育てる。東京都目黒区に拠点を置き、週5日間、通学して集中講義を受ける。IT企業でのインターンシップもある。基本情報処理技術者の資格取得も目指す。

川上量生カドカワ㈱代表取締役社長は「N高校に行きたいと思っている若者は多いが、反対する保護者もいると聞く。そこで、東大を目指すコースを設け、IT業界で即戦力となるプログラマーの養成も行う」と意欲を見せた。