4カ国語で子育ての目安 外国人家庭向けに

4カ国語対応のリーフレットの一部
4カ国語対応のリーフレットの一部

埼玉県教委が、子育ての要点をまとめた4カ国版のリーフレットをつくった。県内で増えている外国人児童や家庭を視野に、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語に対応している。

リーフレットは「子育ての目安『3つのめばえ』」として、平成22年に作成したリーフレットを翻訳したもの。同教委サイトで公開し、活用を促している。

子どもの発達や学びの連続性を踏まえ、より良い家庭教育への有効活用を願うとともに、幼稚園、保育園、認定こども園などとの連携で意識したい心がけ、子育てで困ったときのアドバイスなども盛り込んでいる。

小学校入学までに子どもに身に付けさせておきたい力として3つの視点を挙げ、①生活②他者との関係③興味関心――の項目ごとに、関わりのヒントなどを示す。

「生活」では、▽健康で安全な生活をする▽自分のことは自分でする▽物を大切にする――を挙げる。家庭での子どもの関わり方では、▽早寝早起きして朝ごはんを食べましょう▽戸外の遊びを子どもと一緒に楽しみましょう▽できない部分は手を貸し、できるところは褒めて励ましましょう――などの心がけを載せる。

「他者との関係」では、▽人と関わる力を身に付ける▽言葉で伝え合う▽決まりや約束を守る――の視点から、子どもの目を見て話を聞く▽毎日できる手伝いをさせる▽大人があいさつの手本になる――などを指摘する。

「興味関心」では、▽好奇心、探究心をもっていろいろなものに関わる▽文字や数量などの感覚を豊かにする▽自分の思いを表現する――を視野に、▽子どもの「なぜ」を一緒に考える▽文字や数などに触れる場面を大切に▽子どもの良い点やがんばりを見つけて褒める――を勧め、外国人家庭をはじめ、家庭教育に悩む保護者への有効なサポートとなるのを願っている。