就学支援金の不正支給問題で 緊急点検を要請

三重県の通信制高校、ウィッツ青山学園高校で、国の就学支援金が不正に支給された疑いがあった。この問題で文科省は12月17日、全国の広域通信制高校95校に対し、支援金が授業料に充てられているかどうか、経理処理を緊急に点検するよう、都道府県などに求める事務連絡を発出した。

事務連絡には、本校以外に面接指導などを実施している「サポート校」を対象に、所在地や業務内容を把握する。支援金については、経理処理の流れを調べる。支援金が振り込まれた口座名義の確認のほか、授業料として活用されているかなどを調査する。不適切な処理の疑いがあった高校には、都道府県が実施調査を行う。文科省は年度内までには調査結果を取りまとめて公表する予定でいる。

文科省の担当者は「不正支給があった場合は都道府県と連携をとりながら指導や返還を求めていく」としている。

国の就学支援金をめぐっては、ウィッツ青山学園高校の広域通信制課程で、受給資格を満たしていない複数の生徒に、不正に支給した疑いがあり、東京地検特捜部が詐欺の疑いで捜査を進めている。

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