女子学生全員に防犯ブザー配布 茨城大学

茨城大学(三村信男学長)は、学生が巻き込まれる犯罪事件の多発を受けて、「学生を守る!緊急対策」の実施を決定した。具体的には、女子学生全員に防犯ブザーを配布するほか、女子学生を対象にした防犯講習会などを実施する予定だ。

同学キャンパス(水戸市、日立市、阿見町)がある周辺では、最近、犯罪が多発している。夜間に不審な自動車に付きまとわれた、路上で強盗に襲われた、留守中にアパートに何者かが侵入したなど、実際に学生が被害に遭ったケースがいくつも報告されている。

こうした事態を受けて同学では12月1日、三村学長が「学生安全対策確保のための緊急メッセージ」を発表。それに伴って「学生を守る!緊急対策」の実施に踏み切った。

緊急対策としては、まず、大学院を含む約2900人いる女子学生全員に、防犯ブザーを配布する。また茨城県警の協力で、女子学生を対象にした防犯講習会を実施する。

大学構内の防犯カメラの増設や夜間照明の改善なども行うほか、「事件・事故発生ハザードマップ」を作成して学生に配布し、危険な場所や犯罪に巻き込まれそうな場所などの周知を図る。学外の通学路などに関しては、夜間照明などの環境改善を地域に働きかけていくことにしている。

このほか、これから年末年始など交通事故が多発する季節を控えて、防犯と同時に交通安全や交通事故の防止なども呼びかけていくことにしている。

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