スマホを手放せない ネットの使い方それでいいの?

子どもが小学生の保護者向けリーフレットから
子どもが小学生の保護者向けリーフレットから

鳥取県ケータイ・インターネット教育啓発推進協議会(事務局・同県教委社会教育課)は、家庭で保護者が子どもと話し合うきっかけづくりとなる啓発リーフレット「電子メディアとうまくつきあおう」を作成。ゲーム機などインターネット端末の購入が多く見込まれる冬休みに向けて、小・中学生の全保護者に昨年末、配布した。

リーフレットは、子どもが、小学生の保護者用と中学生の保護者用がある。小学生用では特に、「ゲーム機、音楽プレーヤー版」との副題が付いている。どちらも、いまのインターネットの使い方が子どもたちにとって本当にいいのか、あらためて家族で考えるのを促す。

まずは、子どもたちのインターネット利用率やフィルタリング設定率を掲載。「使いすぎて睡眠不足になった」「メールなどが気になり、手放せない」「個人情報をメールや掲示板に書き込まれた」「不当請求をされた」など、各種トラブルの説明と、それを経験した人の割合もグラフで示されている。

困ったときの相談窓口については、トラブルの種類ごとに多様な組織が明記されている。

子どもが行うチェック項目には、自らのインターネット使用法を、保護者向けでは、見守り度をチェックする一覧もある。それらを踏まえて、各家庭でインターネット使用のルールを話し合い、守られなかったときにはどうするかを書き込めるつくりになっている。

ルールについて、子どもと保護者では認識に大きな差がある。今年度の同県教委のアンケートでは、インターネット使用について「家庭で何らかのルールがある」と回答した割合は、小6が75.0%に対しその保護者は94.2%。中2は61.7%に対し保護者は90.3%。高2になると、生徒37.8%に対し、保護者82.0%で、44.2ポイントの開きがある。保護者はルールを設けたつもりでも、子どもはそれを意識していないのが分かる。

同協議会は、ネット犯罪やネット依存などの社会問題に関連して、保護者をはじめとする大人に、インターネットとのより良い接し方について教育啓発を推進している。