私立校の耐震化率 最高は静岡、最低は沖縄

学校種全体の私立学校施設の耐震化率が最も高いのは静岡県の96.8%。最も遅れているのは沖縄県の63.3%――。

文科省は、平成27年度私立学校施設の耐震改修状況等の調査結果を、昨年末に公表した。高校までの校種は昨年4月1日現在、大学等については翌5月1日現在の状況を調べた。南海トラフ地震への対策もあり、静岡、愛知、東京などの都県が、いずれの校種でも高い割合となっていた。

幼稚園、幼保連携型認定こども園、小・中・高校、中等教育学校、特別支援学校の全ての学校種で耐震化は8割を超え、前年度から2.9ポイント増の83.5%だった。

耐震化の必要性を判定するための耐震診断の実施率は76.3%で前年度から4.7ポイント上昇した。

幼稚園、幼保連携型認定こども園で耐震化率が最も高いのは、島根県の100%。これに、愛知県98.9%、静岡県97.7%が続き、90%以上が秋田県、東京都、神奈川県。最も少なかったのは沖縄県で58.7%だった。

小・中・高校、中等教育学校、特別支援学校では、秋田県が100%。次いで東京都と静岡県が共に95.3%。最も少なかったのは熊本県の69.0%。

平成28年度私立学校耐震化促進の予算は、大学も含めて33億円増の45億円となっている。

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