世界のここが飢えている 色分けで状況示す

世界の飢餓状況が一目瞭然
世界の飢餓状況が一目瞭然

国連WFPは、世界の飢餓状況について、栄養不足人口の割合により国ごとに5段階で色分けして表現した「ハンガーマップ2015」を作成した。WFP国連世界食糧計画日本事務所が日本版を作り、国連WFPのサイトからダウンロードできる。印刷されたA1判は、1部200円と送料で郵送してもらえる。

色分けは、飢餓状況にある人口割合が非常に低い(5%未満)、やや低い(5~14.9%)、やや高い(15~24.9%)、高い(25~34.9%)、非常に高い(35%以上)となっている。

日本や欧米、ロシア、オーストラリア、ブラジルやアルゼンチンなどは非常に低い。やや低いのは中国、ミャンマー、タイ、アンゴラ、ナイジェリアなど。やや高いのはインド、パキスタン、ケニアなど。非常に高いのはアフガニスタン、エチオピア、タンザニア、チャドなど。

国連WFPによると、世界ではおよそ7億9500万人、9人に1人が、毎晩、空腹のまま眠りについている。もし、1日30円あれば、飢えた子ども1人に食糧を届けることができる。

世界の飢餓人口はこの10年間で1億6700万人減少した。全体的には改善が見られるが、サハラ以南のアフリカでは、約4人に1人が慢性的な飢餓にある。アジアもまた5億1200万人の飢餓人口がある。

このマップは、「世界の食糧不安の現状2015」(国際連合食糧農業機関(FAO)、国際農業開発基金(IFAD)、国連WFPが発行)の統計に基づいて作成したもの。

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