文科副大臣呆れ顔 広域通信制高校の実態ずさん

広域通信制高校の実態について語る義家文科副大臣
広域通信制高校の実態について語る義家文科副大臣

文科省は1月19日、「広域通信制高校の教育運営改善緊急タスクフォース」の第2回会合を開いた。有識者から広域通信制高校の現状をヒアリングし、「体育と称してビルの周りを周回させる」などずさんな実態が明らかになった。座長を務める義家弘介文科副大臣は「こんなのでいいと思いますか」と、報道陣に呆れ顔で問いかけた。

会合は非公開で行われたが、記者会見後には、その一端が明らかにされた。それによると、単位認定高校であるNHK学園高校の賀澤恵二校長から報告があった。

賀澤氏は同高校の指導内容について、生徒からのレポートの提出がなかったら、担任が電話をしたり、家庭訪問をしたりと汗をかいているなどと説明したという。

一方で、指導内容がずさんな高校については、総合の時間としてバーベキューを実施、体育と称してOB校長の指導でビルの周りをランニングさせるなど安易に単位を認定している現状を語った。

会議終了後、義家副大臣はサポート校の管理・監督について「法改正をするのが良いのか、内容を担保した上で届け出制にするのか検討している最中だ」と語った。

3月までに方針を決定するとした。

広域通信制高校をめぐっては三重県伊賀市の「ウィッツ青山学園高校」が就学支援金を不正受給している疑いがもたれており、東京地検特捜部が全容解明を進めている。

関連記事