スクールバディ 生徒によるいじめ相談窓口

県内の多様な機関が協働している
県内の多様な機関が協働している

神奈川県教委は、県内の学校、児童相談所、警察、PTAなど多様な機関が集い、子どものいじめ防止や対処を協議するいじめ問題対策連絡協議会の第2回会合を1月20日、横浜市の神奈川県総合医療会館で開いた。各機関の取り組みとして、いじめ発見につながりやすいアンケート相談や支援の推進、生徒によるいじめ撲滅活動や相談を行うスクールバディ活動などが報告された。

同協議会には、県内の公立小・中学校長会や私立小・中高校協会などの学校関係者から、中央児童相談所、県警本部、横浜弁護士会、県PTA協議会など、子どもに関わる幅広い関係機関が参画している。

県立学校長会議からは、同会議内の生徒指導研究会で研究した「いじめのアンケート調査」について報告。アンケートはいじめを発見するきっかけとしてとても有効との視点から、アンケートを通じた相談、支援、指導活動に力を尽くしているなどと話した。

県私立中学高等学校協会は、私立小・中・高校教員を対象に、いじめ対応の共通理解を深める研修会などを実施。一方、子どもたちのインターネット上の交流に教員の理解が追いつかない状況があり、理解を深める研修の充実を図りたいなどの問題意識を挙げた。

県警本部は、いじめ問題をテーマにした「非行防止教室」を開催したり、いじめで命を落とした子の関係者などの思いを示したりしながら、命の大切さについて考え、学ぶ特別授業を行っているなどと説明した。

同県教委がNPO法人湘南DVサポートセンターと協働して進めた「地域と学校によるいじめ防止推進事業」では、子どもたちが、いじめ撲滅に向けた活動に主体的に取り組んでいる。

参加校は、いじめ撲滅のために「傍観者をなくす」を目標に、有志の子どもたちが「スクールバディ」というチームを組み、生徒会と協働した朝のあいさつ運動や、いじめの相談にのるための校内の相談室開設や運営に携わっているなどと、事例を報告した。

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