千葉の指導指針 言語活動の一層の充実など盛り込む

千葉県教委は、平成27年度の第13回定例会を1月20日、千葉市の県庁で開催した。会合では、同県内の学校教育の指導に生かす平成28年度版「学校教育指導の指針」の内容や修正点などが報告された。小・中学校の「言語活動の一層の充実」や、小・中・高校での体験的、問題解決的な学習での「主体的、協働的な学びの充実」などが示された。

「学校教育指導の指針」は、学習指導要領と県の教育の現状や課題を踏まえ、幼稚園、認定こども園、小・中・高校、特別支援学校での適切な教育活動を支援するための指導の重点や指針を示したもの。

幼稚園、認定こども園では、幼児教育から小学校教育への円滑な接続を見通した教育課程編成の工夫をはじめ、家庭、地域との連携を通じた危機管理マニュアルの見直し、ホームページや園だよりなどによる積極的な情報提供を図る――などが盛り込まれた。

小学校では、各教科での言語活動の一層の充実や、体験的、問題解決的な学習機会と主体的、協働的な学びの拡充をさらに推進するとした。目標を明確にした指導計画の作成、子どもの学習意欲を喚起する評価方法の工夫、指導改善、家庭や地域への道徳授業公開などで連携した教育を進めるなどの内容も示された。

中学校でも、各教科の言語活動や主体的、協働的な学びの一層の充実を挙げる。加えて、家庭や地域人材との協働や社会教育施設などを積極的に活用した取り組みの推進、災害などの有事に他者や地域に貢献し、進んで活動できる力を育成するなどとも提言されている。

この指針は、毎年度作成し、各学校の教育目標設定や学校運営指針設定に活用されている。また子どもの立場に立った指導計画作成や評価、週案や学級経営案などにとじ込んでの使用、各市町村教委での教育方針策定や学校への指導助言として利用されている。

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