専門高校生に求められる能力は何? イメージ案示す

建設的な議論が行われた産業教育WG
建設的な議論が行われた産業教育WG

文科省の初等中等教育産業教育ワーキンググループは2月1日、専門高校の生徒に求められる能力を育む産業教育のイメージ案を公表した。これには、高校における各専門学科での基本的な技能・技術の重要性や産業・社会を支える職業人の人間性を育成するなどが示された。

イメージ案では(1)多様な評価方法(2)高等学校基礎学力テスト(仮称)(3)全国学力・学習状況調査の――3項目から育成する能力について言及。

(1)では、産業教育に関して、各職業分野で求められる基礎的な知識・技能を習得させるとした。さらにグローバル化・少子高齢化などに対して主体的・協働的に取り組み、合理的で創造的に解決する能力を育成すると明記した。

(2)では、共通教科として、生活上で課題解決に必要な知識・技能に加え、思考力・判断力・表現力・態度等の育成などを示した。

(3)では、義務教育段階で生活科や理科、社会科といった科目を通じて学力の3要素を身に付けさせるのが目的とした。

委員からはこのイメージ案について、「新しい世界を切り開くとの観点を入れてほしい。そうすれば産業教育のイメージが明確になると思う」「応用力を職業に生かすなど、世界を変えていくチャレンジ精神をもった高校生が育成できるようなものにしてほしい」などと、建設的な意見が相次いだ。

このほか、多様な評価方法に「ポートフォリオ評価が必要だ」として資格・検定が取れなくても評価できる仕組みが必要ではないかとの指摘があった。

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