神奈川県と岩崎学園が連携 セキュリティー授業など

教育、文化振興など多様な分野で連携事業を進める/中央右・黒岩祐治神奈川県知事、同左・岩崎幸雄学校法人岩崎学園理事長
教育、文化振興など多様な分野で連携事業を進める/中央右・黒岩祐治神奈川県知事、同左・岩崎幸雄学校法人岩崎学園理事長

神奈川県と学校法人岩崎学園は、高校のICTセキュリティー教育を連携して進めるなどを盛り込んだ包括協定をこのほど締結。県内高校のICT安全教育に同学園の講師が携わり、パソコンを操作しながら、生徒に機器の乗っ取りなどを体験させる授業などを行う予定だ。

協定項目の1つ「教育、文化の振興」では、同学園の情報セキュリティー大学院大学の講師が、県内高校へのサイバーセキュリティー実践授業を実施する。情報機器を使う際の多様な危険性の実感と高い安全意識を養うため、生徒たちにパソコンを操作させながら、インターネットなどを通じた違法な遠隔操作や乗っ取りなどの状況を体験してもらう授業内容を考えている。

すでに実施中の連携活動として、同大学講師による県内高校教員への研修支援も継続する。高校教員に、講演会などを通じてロボット工学を含む最先端のICTテクノロジーに関する知識を提供。教員が同分野の授業作りを行う際などで参考にしてもらう。

その他、同県が開発した15コースの大学生向けキャリア教育プログラム「ライフキャリア教育」を、同学園の横浜保育福祉専門学校に提供。同校のキャリア教育に生かしてもらう。同じく、同県が推進する「3R普及啓発活動」を同校の環境教育に取り入れてもらう活動も推進。同県職員の出張指導などを受けながら、学生が3R(リデュース、リユース、リサイクル)の意味や理解を深め、将来の子どもの指導の礎になればとの願いを示している。

同県が毎年実施する「食育フェスタ」で、同専門学校の学生にブースを設営してもらい、来場者に食育の重要性を呼び掛けながら、学生自身もその意義を深く学んでもらう取り組みなども連携して行っていく。

同県と同学園は包括協定を通じて、教育、文化振興をはじめ、県内障害者スポーツの普及や推進などを含むスポーツ振興、末病・健康増進に向けた対策、くらしの安全安心、子ども子育て支援、国際的スポーツ大会への協力など、8分野の取り組みで協力し、連携して進めていく。

今後、随時、両者で情報交換や協議を図りながら、具体的な活動なども検討していく。

関連記事