福島県郡山市教委が検討 来年度にいじめ相談電話

福島県郡山市教委は平成28年度から、弁護士を活用したいじめや不登校に関する電話相談の開設を検討している。法律家の助言で、学校内外で起こった問題について、早期解決を図るのがねらい。

いじめ相談電話に関する詳細な内容は、県弁護士会と協議しているが、週1回2時間程度の実施を想定している。

市教委によると、市内の小学校58校、中学校28校の計86校に、週1回、42人のスクールカウンセラーが複数校を掛け持ちして巡回している。この相談の中には、学校にいじめを相談したが、改善する見込みがないといったケースもあったという。

市教委の担当者は「弁護士の助言を活用して、問題が深刻化する前に相談してほしい」と呼び掛けている。さらに「いじめは法律に関わる問題ということをアピールし、予防していきたい」とも。

一方で、県弁護士会副会長の安達一政弁護士は「要望はあったが、受けるかどうかは県弁護士会で検討中だ」と前置きしながら、「助言だけなく、訴訟に発展するような事案であれば、個別に相談にのることも考えている」と語った。

市教委は今後、概要が固まり次第、各学校などに向けて周知徹底を図り、実施に備えていく。

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