いじめ防止で啓発カード 児童生徒に意識や行動促す

小学校低学年向けのいじめ防止啓発カード
小学校低学年向けのいじめ防止啓発カード

千葉県教委は、小・中・高校生に向けに、いじめ防止を啓発する「いじめ防止啓発カード」を制作。県内全小・中・高校、特別支援学校の全児童生徒に配布した。

カードは、小学校低学年向け、同高学年向け、中学・高校生向けの3種類。全て5.5センチ×9.1センチの名刺サイズ。

表面には、対象に応じて、いじめ撲滅へのメッセージを記載。いじめを受けた際の相談する勇気や、いじめを見たら声を掛けたり止めたりする勇気を持とうなどの視点を示す。

小学校低学年向けでは、▽はなすゆう気▽やめるゆう気▽とめるゆう気▽みとめるゆう気――の4点を掲載。「とめるゆう気」では、「もしもいじめを見つけたら…いじめをみんなで止めよう!」と訴え、いじめられている子に「大じょうぶ?」と声を掛けて「ささえよう」と投げ掛けている。

「みとめるゆう気」には、「友だちが自分とちがっても…その子らしさをみとめよう!」「じぶんのよさもみとめよう」と書かれている。

裏面には、県の各種相談窓口を載せている。子どもと親のサポートセンター、24時間子どもSOSダイヤルなど、自分ひとりで悩まずに、相談しようと誘う。

低学年で習わない漢字には、ふりがなが振られている。

県教委は、各学校の状況や学びに応じて、このカードを自由に活用してほしいと話す。児童生徒にカードの内容を読んでもらったり、携帯してもらったりして、いじめ撲滅への意識や行動を深めてほしいとしている。

さらに、4月が県のいじめ防止月間であるため、その際に効果的に生かしたり、道徳や学級活動などでも有効な利用につなげたりしてもらえたらと願っている。

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