文科相「私が校長ならしない」 政治活動の届け出制

届け出制導入について語る馳文科相
届け出制導入について語る馳文科相

愛媛県立の全59高校(中等教育学校、特別支援学校を含む)が新年度から、生徒の学校外での政治活動について「届け出制」を校則で義務付けた。これについて馳浩文科相は3月18日、国会内で記者団の質問に答え、届け出制導入について「生徒が萎縮する。私が校長ならしない」と語った。

同県教委は昨年末に、届け出制度に関する資料として、校則の変更事例などを各校に示した。これを受けて全高校が、届け出制の義務化を取り入れた。

馳文科相はこれに関して、「デモがエスカレートして暴力的な事態に巻き込まれたりする場合があり、配慮が必要だ」と、届け出制に一定の理解を示した。その一方で、「愛媛県教委が義務化を迫ったとは聞いていない。校長が判断したもの」とした。さらに、「私が校長なら」と前置きした上で、「届け出制は、心理的なプレッシャーになる。過度に萎縮させるのはよくない」との考えを述べた。

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