全市立中に常勤SC 名古屋市が平成31年度までに

名古屋市教委は、平成31年度までに、全市立中学校110校に常勤のスクールカウンセラー(SC)配置を目指す。ストレスマネジメントについての授業なども織り交ぜ、いじめ、自殺、不登校防止への手厚い対策を図る。

常勤SCは全市立中学校に、それぞれ1人ずつ配置する予定。主に「問題の未然防止」をねらいに、生徒の心理的なカウンセリングや授業支援も含めた学校生活全般へのサポートを担う。保護者訪問や教員の生徒との関わり方へのアドバイスも行っていく。同時に、いじめや学校生活への悩みを抱える生徒に手厚く関わる非常勤SCの配置を拡充する。

SCとの連携強化のため、既存の生徒指導担当教員などにコーディネーターになってもらい、円滑な連携体制を実現していく。

合わせて、全市立中学校で自殺予防などを含んだストレスマネジメントの授業を実施。市が作成した教材「心のパンフレット」を使い、生徒が自分の心の状態を把握、振り返られるようにする。学校の状況に合わせて、特別活動や道徳、総合的な学習などで活用し、実践を深める。

各小・中学校で実施中のhyper-QU診断を使ったカウンセリングテストを年2回へと手厚くするのも目指す。2回の診断によって、児童生徒の学校生活満足度の変容をつかみ、より良い指導などに生かすのを目指す。

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