相模原市児相に報告書求める 厚労・文科両副大臣が視察

厳しい表情で報道陣の質問に答える義家副大臣と渡嘉敷副大臣
厳しい表情で報道陣の質問に答える義家副大臣と渡嘉敷副大臣

両親から虐待を受けて相模原市児相に通所していた男子中学生が自殺した問題で、渡嘉敷奈緒美厚労副大臣と義家弘介文科副大臣が3月28日、同児相を訪れた。これまでの経緯や問題を報告書にまとめ、厚労省に提出するよう求めた。

両副大臣は担当職員から事案の経緯を説明され、今後の対策について意見交換した。

会談終了後、両副大臣が報道陣の質問に答え、渡嘉敷副大臣は児相に求めた報告書について「どこに問題点があるのか示してほしい。児童福祉法が改正されようとしているなかで、現場の声を生かしたい」と述べた。さらに報告書の内容によっては、児相の在り方や役割などについて指針を示す考えもあると明らかにした。

一方、学校側は、この生徒の顔に不審なあざがあるのを市側に通報したが、児相に持ち込まれていた問題の状況を把握しておらず、情報共有されていなかった。この状況を受けて義家副大臣は、「学校と児相と保護者の三者を交えた仕組みが必要だ」と、三者で情報共有をしっかりと図る新しい制度の構築を求めた。

相模原市は4月12日に第三者委員会を開き、遅くとも7月には最終報告を示す見込みだ。委員には、弁護士や学識経験者などが選ばれる見通しだ。

関連記事