東京五輪が目指すもの オリパラ教育で読本と映像教材

学校種に応じて3種類作成し配布した
学校種に応じて3種類作成し配布した

都教委は、2020年東京開催のオリンピック・パラリンピック教育に向けた補助教材となる学習読本と映像教材、英語教材を、小学校4~6年編、中学校編、高校編として作成・配布した。読本は、オリンピック、パラリンピックの歴史や意義や精神、目指すもの、スポーツの素晴らしさ、世界に発信する日本の良さなどについて、豊富な写真を織り交ぜ、学校種ごとに解説。英語教材は、武道や落語などの日本の伝統文化、東京の歴史などを題材にした冊子とDVD。

内容の1つ「障害者スポーツを体験しよう」では、グランドソフトボール、ローリングバレーボール、フライングディスクなど、さまざまな競技のやり方やルールを、写真とともに解説する。

各章の終わりには、オリンピック、パラリンピック競技を自ら体験したり、観戦したり、ボランティアとして運営を支えたりするのを促す「学習の扉」コーナーを掲載。

同映像教材は5巻組み。内容は、▽オリンピック~オリンピズムが求める世界▽パラリンピック~人間の可能性▽クーベルタン~夢と理想▽嘉納治五郎~オリンピックへの道▽1964年東京オリンピック~2020年に向けて――という構成。

読本と同様に、オリンピック、パラリンピックの意義や歴史、前回の東京大会開催から2020年の大会に向けた歩みなどを、映像を通じて学び、考えられるようになっている。

「嘉納治五郎~オリンピックへの道」では、柔道の創始者で、体育を通して調和のとれた青少年育成を目指した先達について解説。日本のオリンピック参加への道を開き、日本開催に尽力した理由を、映像から学べる。

英語教材「Welcome to Tokyo」は、小学校5、6年「Elementary初級編」、中学生「Basic基礎編」、高校生「Intermediate発展編」の3つ。

内容は、▽伝統文化▽生活文化▽自然・地域▽科学技術▽東京の歴史――。柔道や相撲といった武道、歴史的建造物などを取り上げながら東京の歴史をたどる。

東京や日本の伝統文化について理解を深めながら、英語を使って発信する力を磨く。映像を通して外国人とのコミュニケーション場面を体験的に学ぶこともできる。小学校の外国語活動や中・高校の英語授業での活用を促している。

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