英検準1級取得教員が増加 CAN-DOリスト浸透も

昨年度に英検準1級程度以上の資格・検定を取得している英語科の中・高校教員が増加しているのが、文科省の調査で分かった。CAN-DOリストを全ての中学校で取り入れている都道府県は11県、高校は21県であった。

調査は、全国の公立中・高校3409校を対象に実施。

英検準1級程度以上の検定・資格を取得した高校教員は57.4%で、昨年度よりも1.9ポイント増加した。中学校は1.4ポイント伸びて30.2%となった。都道府県別でみると福井県が高校(取得率86.6%)と中学校(同51.7%)で、それぞれトップだった。

増加の背景には、外部試験の割引などの措置がある。高校教員の取得率が19ポイント増加して全国10位となった熊本県(同71.4%)では、試験団体と提携し、試験会場を無償提供するかわりに検定料を割引して受検させるなどの優遇措置を設けた。

またCAN-DOリストを導入している中・高校を調べたところ、中学校は昨年度に比べて大幅に増加し、31.2%から51.1%に。高校では69.6%で、昨年度の58.3%よりも伸びた。ただ25%未満の県もいまだにあり、中・高校合わせて13県であった。

第2期教育振興基本計画では、平成29年度までに、英語教員の英検準1級程度以上の取得率を中学校で50%、高校で75%とする目標を掲げている。

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