キャリア教育で啓発冊子 千葉県が県内高校生保護者に

リーフレット「社会で自立して生きる若者を育てるために」
リーフレット「社会で自立して生きる若者を育てるために」

千葉県教委は、キャリア教育の重要性などを県内高校生の保護者に知ってもらうため、今年度版「家庭用キャリア教育啓発リーフレット」を作成。同県の全公立高校と特別支援学校高等部の全1年生に配布し、保護者に届ける。

リーフレットは「社会で自立して生きる若者を育てるために」と題し、家庭、学校、地域が連携して進める県のキャリア教育について示している。

保護者に、この教育の重要性を知ってもらおうと、「生徒一人一人の社会的、職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す」という目標を明示。そのために「家庭や地域社会の理解と協力が必要」で、保護者の協力を求め、キャリア教育をさらに充実させたいとの願いを投げ掛けている。

学校での取り組みとして、高校生インターンシップや職業人講話などを挙げる。生徒がさまざまな職業の知識や技能に実際にふれる中で、学習意欲を喚起し、主体的な職業選択能力や高い職業意識を育んでいくとの意義を挙げている。

学校外の地域と連携した実践例も収載。バイオテクノロジーやエレクトロニクスなどの先端科学技術にふれる「体験キャンプ」は、夏休みに生徒が企業や大学を訪問し、研究者や技術者と交流しながら学ぶ。「しごと体験」では、県内の多様な企業で就業体験をし、職業人の意識ややりがいに考えを深める機会としている。

学校内外で進むキャリア教育の家庭での理解を願い、「保護者への要望」も示す。

生徒たちが健全な社会人になるためのベースとして、睡眠や食事、運動などの規則正しい生活習慣の定着を強調。社会の一員として自立のステップになる家族での役割分担と手伝いの重要性、家族間の返事やあいさつなど、マナーとコミュニケーションの大切さを挙げ、生徒の成長を協力して支えたいというメッセージをおくる。

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