学力向上で総合プラン 教員には授業力アップ策

子どもたちがいきいきする授業プランを工夫
子どもたちがいきいきする授業プランを工夫

千葉県教委は、今年度、県が尽力する教育の柱を5項目でまとめた「ちばっ子『学力向上』総合プラン(新ファイブ・アクション)」を示した。▽興味ワクワク「読書・体験学習」チャレンジプラン▽「子どもたちの夢・チャレンジ」サポートプラン▽子どもいきいき「授業力アップ」プラン▽「評価・改善」アクティブプラン▽「教師力トップ」アクティブプラン――からなる。

子ども主体の学習など、新たな学びに向けた教員の資質能力向上プロジェクトに一層力を注ぐ。県の第2期教育振興基本計画を踏まえて設定し、進めていく。

「興味ワクワク『読書・体験学習』チャレンジプラン」では、読書と体験活動を通じて、子どもたちの学習意欲の向上を目指す。

学校図書館を有効に活用した小・中・高校の実践を各学校に周知。各教科での調べ学習、国語の音読劇で資料として利用、校内ビブリオバトルに生かす、の活用例を挙げる。

高校教員が小・中・高校、特別支援学校で、理科実験や社会科フィールドワークの講師となる連携特別授業の実施や、和楽器、ソーラン踊りなど、各教科に関係する優れた知識や技能を持つ地域人材などを特別非常勤講師として学校に招く事業も進める。

「『子どもたちの夢・チャレンジ』サポートプラン」では、子どもたちの主体的な学びを支える取り取みを充実させる。

放課後の学習支援や家庭学習充実のために、退職教員などを学習サポーターとして派遣。生徒自らが課題を発見しながら進める「中高校生の科学研究実践活動」などにも継続的に取り組む。

「子どもいきいき『授業力アップ』プラン」では、授業力の向上による学びの深化を目指す。

主体的協働的な学習など、新たな学びに関する指導方法を追究し、指導の中核となる教員育成や指導力向上に向けた研修プログラムを構築する事業がある。これは、新規の取り組みとして、一層力を注ぎたいとしている。

その他、小学校の優秀な実践教員を評する「魅力ある授業づくりの達人」認定活用事業を進めていく。

「『評価・改善』アクティブプラン」では、学力向上に係る取り組みの適切な評価改善を図る。

全国学力・学習状況調査データの活用促進に向けて、県独自の分析ツールを作成し、配布する。各学校での結果分析や情報共有、授業改善を支援する。

「『教師力トップ』アクティブプラン」では、信頼される質の高い教員育成に取り組む。

教職ライフステージに応じた段階的な内容を踏まえ、県教職員研修体系に基づく研修事業を充実し、推進する。豊かな教職経験のある者を「若手教員育成推進員」に委嘱。地域に根ざした研修会を通じて若手教員の育成につなげる。

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