キャリア教育を充実 将来担う人材育成に注力

愛知県教委は、第3次教育振興基本計画「あいちの教育ビジョン2020」を策定し、今年度から32年度までの教育施策の方向性を示した。県の将来を担う人材の育成に注力し、キャリア教育を充実させる。

計画では、県が目指す人間像を実現するために、▽個に応じた教育▽道徳性・社会性の育成▽健やかな心身を育む教育▽あいちを担う人材育成▽学びがいのある教育環境づくり――の5項目に取り組む。家庭・地域・学校の連携強化や、学校種、学校設置者の枠を超えた連続性のある学びによって取り組みを推進する。

県の将来を担う人材育成として、職業体験活動やインターンシップなどのキャリア教育の充実を図る。製造品出荷額などが全国1位であるのを踏まえ、ものづくりの伝統と文化、精神を継承しながら、新たな価値を生み出すのが狙い。

県内全校でキャリア教育の年間指導計画を作成し、県教委が発行している「キャリア教育ノート」を活用。中学校では、2年生で5日間程度行う職場体験を拡充し、3年間を通して系統的に実施する。特別支援学校では、小学部から高等部まで継続的なキャリア教育に取り組み、企業の見学や体験実習を段階的に実施。就労アドバイザーの配置も推進する。

県教委は平成19年に、教育に関する初の総合的なアクションプランを作成し、23年に改訂。基本理念は引き継いだ上で、時代の変化を踏まえて一部見直し、今回の計画を策定した。

「あいちの教育ビジョン2020」は同県サイト(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyoiku-kikaku/20160209.html)で閲覧できる。

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