緊急活用事業に交付金 SCやSSW派遣し心のケア


「緊急スクールカウンセラー等活用事業」の交付金交付要綱が制定された。幼児児童生徒の心のケアのために、スクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)を派遣するのを支援する。

派遣の実施主体は、都道府県、市町村(特別区と市町村の組合を含む)、東日本大震災で災害救助法が適用された地域(適用地域)に所在する国立大学法人。

内容は、実施主体による次の活動で、(1)SCやSSW、SCに準ずる者を、教委や幼小中高校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高専などに派遣する(2)スーパーバイザーを配置して、派遣されたSCやSSWなどの専門性を向上させる(3)適用地域の幼児児童生徒の心のケアに資するために学習支援や学校運営補助などの活動を行う(4)適用地域の幼児児童生徒、保護者などが相談できる電話相談体制の整備と電話相談員を配置する――など。

阪神淡路大震災後には、心のケアなどの支援が必要な子どもたちが、長期にわたって存在していた。東日本大震災についても、長期にわたるケアが重要になっている。またケアが必要なのは、子どもたちだけでなく、保護者をはじめ、教職員も同様だ。

その中で、この緊急事業の、現場のニーズに真に沿った、迅速な実施が期待されている。

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