第5次整備計画に向け 学校図書館議連が要望書

河村衆院議員から要望書の説明を受ける馳文科相
河村衆院議員から要望書の説明を受ける馳文科相

第5次学校図書館図書整備5か年計画の策定に向けて、学校図書館議連の会長を務める河村建夫衆院議員が4月19日、文科省を訪れ、馳浩文科相に学校図書館の充実のための地方財政措置に関する要望書を提出した。

要望書は、小・中・高校全校に複数の新聞の配備、アクティブ・ラーニングや小学校英語、特別支援教育に必要な教材の計画的な配備、学校司書の配置並びに改善の促進を求める内容。

中でも、選挙年齢が18歳以上となったのを受けて、新聞配備の充実を求めた。現在、高校では特段の地財措置がない。第5次計画では、各学校に4紙を、各学年と学校図書館に配備するよう、36億円の予算計上を要望した。

また一昨年の学校図書館法一部改正によって法制化され、昨年度から同法に裏付けられた配置努力が進められている学校司書の重要性を訴え、小・中学校1校に1人の配置をしていくべきとの考えを示した。

馳文科相は「図書館に新聞があるのは大切」とし、「中学校、高校くらいから、読み比べる複数紙があってもいい」と述べた。

要望書を提出した河村衆院議員は、高校生が新聞を読んでいない状況を危惧し、学校図書館での充実を求めた。

平成24年度から始まっている第4次学校図書館図書整備計画は、今年度が最終年度となる。

第5次整備計画の策定に向けて、同省の有識者会議が学校司書の配置充実などを柱にした中間まとめ案を公表している。

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