特別支援で専門的指導を充実 滋賀県教委

図は「滋賀のめざす特別支援教育ビジョン 実施プラン」から
図は「滋賀のめざす特別支援教育ビジョン 実施プラン」から

滋賀県教委は、障害の有無にかかわらず、共に学ぶ教育の実現を目指す「滋賀のめざす特別支援教育ビジョン 実施プラン」を策定した。平成28年度から5年間を取り組みの重点期間とし、読み書きや対人関係など、発達段階に応じた専門的指導・支援を重視する。

小学校では、LDやADHDなどの児童に読み書きの専門的指導を実施。中学校では、将来の自立に向けて社会適応ができるよう、対人関係の困難さを改善していく。専門家や関係機関との連携を図り、小・中学校の通級指導教室の配置も充実させる。

県立高校には、特別な支援を必要とする生徒への支援スタッフを配置。ソーシャルスキルトレーニングなど、専門家による指導の実施について研究し、専門家による研修も実施。教員の指導力や専門性の向上を目指す。

小・中学校および高校に、新たに特別支援学校分教室の設置も検討。28年度から29年度にかけてモデル事業を研究し、地域の学校に通いながら専門的指導を受ける仕組みを整える。

プランは、同県教委が27年度に策定した基本ビジョンに基づき、具体的な取り組みをまとめたもの。「障害のある子とない子が、可能な限り地域で共に学ぶことで地域で共に生きていくための力を育てる」を基本理念とし、インクルーシブ教育システムの構築や新しい学校づくりの取り組みを推進する。

実施プランは同県教委サイトからダウンロードできる。

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