群馬県でLGBT研修 教員の理解を深める

群馬県教委は今年度から、性的少数者(LGBT)の子どもへの理解を深め、適切な対応ができるよう、小・中・高校や特別支援学校の教員を対象とした職員研修を実施するとした。今年度は10月に開催される。

性的少数者とは、同性愛者や両性愛者、心と体の性が一致しない人を指す。

日本の民間団体「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」が実施した「LGBTの学校生活調査」によって、日本の性的少数者の約7割が学校でいじめられた経験があり、3割が自殺企図の経験があると判明した。

これらの状況や、文科省が昨年4月に「性同一性障害に係わる児童生徒に対するきめ細やかな対応の実施等について」の通知が、研修を始めるきっかけとなったと県教委義務教育課の担当者は語る。

教員の理解を深め、児童生徒への対応に力を入れていくのがねらい。

研修では、性的少数者の事情に詳しい専門家の講演も予定され、児童生徒の悩みや対応法を学ぶ。

担当者は「LGBTの子どもたちは繊細な問題を抱えている。相談ができない児童や生徒への対応ができるよう、その理解を深めるために研修に力を入れていきたい」と述べている。

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