幼児自らの学びを大切に 幼児教育部会で議論

子どもたちが自ら学んでいく重要性が語られた
子どもたちが自ら学んでいく重要性が語られた

文科省は4月25日、幼児教育課程部会の第7回会合を開いた。教育課程編成(カリキュラム・マネジメント)やふさわしい評価の在り方、幼児期に必要な支援方策について、たたき台をもとに話し合いが行われた。

幼稚園教育要領等に基づき、教育課程をどのように編成し、実施・評価・改善していくのかという「カリキュラム・マネジメント」の確立が求められた。この方策に関して、子どもたちの能力をどのように育成していくかについて意見が出た。

認定こども園ゆうゆうのもりの渡邉英典幼保園長は「もともとの知識は自分で獲得していくもの。幼児自らの学びを大切に。まわりの友達と話して新しい考えを発掘していってほしい」と述べ、知識を教え込むことへの危険性を指摘。

またほかの委員からは「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の明確化に伴い、幼児期の評価についても改善が必要との意見も出た。

幼児教育での評価体制について、砂上史子千葉大学教育学部准教授は「幼児の興味関心、家庭の実態を理解しないと適切な教育はできない」と述べ、それを踏まえた上での評価基準をしっかり定めていく必要があるとの見解を語った。

支援方策に関しては、特別支援教育の充実だけではなく、預かり保育も支援のひとつとして考えていく方向性を示した。

渡邊郁美東京都新宿区立あいじつ子ども園長は、非常勤や地域の人たちとの連携を視野に入れ、「正規職員以外の人の研修にも力を入れていきたい」と述べた。

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