オリパラ選手を学校に派遣 都の夢未来プロジェクトで

都教委は、オリンピック、パラリンピック教育の一層の充実を図るため、都内公私立の幼・小・中・高校、特別支援学校に、国内外のオリンピアン、パラリンピアンを派遣し、特別授業を行う今年度の「『夢・未来』プロジェクト実施校」230校を決定した。

実施は7月1日から来年1月末まで。子どもたちがアスリートと直接交流しながら、オリンピックやパラリンピックの理念や価値を理解し、スポーツへの関心を高め、夢に向かって努力する意欲などを培うのがねらい。

プログラムは、▽YOKOSO▽Welcome▽自分にチャレンジ――の3つ。それぞれの趣旨を踏まえ、学校独自の活動を進めていく。

YOKOSOプログラムは、日本のオリンピアン、パラリンピアンを学校に派遣。講演や競技体験、実技指導を行う。選手自身の体験談や部活動での指導を織り交ぜ、自己実現に向けた努力、困難に立ち向かう意欲の育成を目指す。実施校は千代田区立九段小学校、多摩市立鶴巻中学校、関東第一高校、調布特別支援学校など。

Welcomeプログラムは、在日の著名な外国人スポーツ選手を学校に派遣。選手と子どもたちの交流を通じた国際理解の推進やスポーツへの興味関心の向上を目標にする。外国の文化や習慣の紹介、競技を通じた交流会などを行う。学校によっては、子どもとの和太鼓活動や英語であいさつを交わす取り組みなども進めていく。実施校は台東区立大正小学校、稲城市立稲城第三中学校、神田女学園中学・高校など。

自分にチャレンジプログラムは、パラリンピアンを学校に派遣。講演や障害者スポーツの体験教室を通じて、パラリンピック競技などへの興味関心、障害者への理解を深めるのを目指す。近隣の特別支援学校との連携授業や子どもたちがアイマスクを着用したり、車いすに乗ったりして障害者の思いを感じながら競技体験の学びを行う。実施校は町田市立三輪小学校、北区立桐ヶ丘中学校など。

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