中高生が大学等で先端科学体験 育成プログラムを展開

千葉市教委は、科学に強い興味関心をもつ市内在住・在学の中・高校生を対象に、「平成28年度未来の科学者育成プログラム」を展開する。大学や研究機関で先端科学技術を体験するもので、6月18日から来年1月まで実施する。

コースは、▽探究支援▽市立千葉高校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)▽千葉大学連携▽生命・医療系――の4つ。

探究支援コースは、展覧会や科学コンクールの応募を検討している中学生を対象に、個人研究のレベルアップを目指す。科学的探究の基礎を学びながら主体的に各種課題研究に取り組む。実施会場の1つ、千葉県環境研究センターでは、同センター職員が「県の地質~液状化現象・地下水」をテーマに学ぶ。ここでは全国に数台しかない地震計を使用し、液状化実験などが体験できる。

市立千葉高校SSHコースは、中学生が対象。同校などで、理科や数学を学ぶ。生物学講座「オオカナダモの原形質流動」は、ミジンコやミドリムシ、ゾウリムシなどの珍しい微生物を双眼顕微鏡でじっくりと観察する。

千葉大学連携コースは、中学校2年生から高校生が対象。同学などで高度な科学実験を織り交ぜながら学ぶ機会を提供する。「共振現象を見よう」では、一人ずつ実験を進めながら、弦が共鳴する周波数を見つける。実験の仕方や条件を変更したり工夫したりと科学の面白さが味わえる。

生命・医療系コースは、中学校2年生から高校生が対象。生命分野を中心に医学と医療現場、動物の生態学について学ぶ。市科学館で行われる「かずさDNA 研究所によるDNA の抽出実験」では、同研究所員と、動物のDNA抽出実験などを体験する。マイクロピペットのような専門の実験器具を扱う機会も提供するほか、生徒の知的好奇心を高める内容を数多く設けている。

現在、同プログラムに参加する生徒を募集している。5月16日が申し込み締め切りだが、延長の可能性がある。

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