27年度の北海道教育庁内体罰 31件が明らかに

北海道教育庁は、平成27年度の体罰に関する実態調査結果を公表した。既に道教委に報告してあった21件に加え、調査によって新たに10件の体罰が明らかになり、計31件の体罰があったと報告した。

調査は、体罰に関する実態の把握と体罰事故防止の徹底を図るのを目的として、昨年度に引き続き行われた。

道立学校と、札幌市を除く市町村立学校(道立学校264校、市町村立学校1428校)の教職員、スクールカウンセラー、保護者、並びに中学校、高校、中等教育学校、特別支援学校中学部・高等部の生徒を対象に、体罰の有無等についてアンケートを実施した。調査対象約56万人のうち、約39万人から回答を得た。

被害を受けた児童生徒数は、調査で新たに分かった11人を含めて、計44人。

体罰があった場面は、授業中9件、休み時間8件、部活動2件など。態様は「殴る」が24件に上った。

また被害の状況は、「傷害あり」が8件、うちこの調査で分かったのは2件。

外部指導者などに係る暴力の状況では、26年度は1件の報告があったが、27年度は、既報告を含めて0件だった。

同教育庁は、新たに把握した体罰に関して、既に報告のあったものもあわせて、詳細に事実関係を調査した上で、厳正に対処するとしている。

また教職員を対象とした研修を引き続き実施するなどにより、体罰に対する教職員の認識を深めさせるとともに、体罰事故防止の徹底に取り組むとしている。

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