G7教育大臣会合 テロや貧困解決などを議論

馳文科相のあいさつで開幕したG7倉敷教育相会合(代表撮影)
馳文科相のあいさつで開幕したG7倉敷教育相会合(代表撮影)

G7伊勢志摩サミットの開催を前に、G7教育大臣会合が5月14日、「教育におけるイノベーション~平和と繁栄、持続可能な社会の構築に向けた教育の革新」をテーマに、岡山県倉敷市内で開幕した。世界的にテロ事件が頻発する中で、教育が果たす役割やAI(人工知能)が発達する社会で人間にしかできない能力を育成する方法などについて、翌15日まで議論した。議長国である日本を代表して馳浩文科相は、「教育は未来への先行投資」と、各国の教育大臣に向けてあいさつした。

会合の冒頭、馳文科相は「未来に向けた先行投資としての教育の位置づけは、各国代表が理解していると思う。G7が連帯し、ユネスコやOECD、EUなどの関係機関と情報共有しながら、未来へと歩み進めていくのが重要」と、倉敷宣言に向けて決意を述べた。

会合では、▽新しい時代における教育の果たすべき役割、主要優先課題▽教えや学びの改善・向上策▽新たな国際協働の在り方――の3テーマで議論が交わされたが、内容は非公開。

関係者の話によると、アメリカは「先進国同士の協力だけでなく、発展途上国への支援についても協力していかなければならない」。カナダは「教員の資質向上が重要だ」。ドイツは「エビデンスベースで教育を語らなければならない。わが国では既に、その施策を実行している」と語っていたという。

会合には、G7各国のほか、ユネスコやOECD、EUの代表らも加わった。

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