匠の授業公開など 横浜市の今年度教育振興基本計画

昨年度までの進み具合に照らしながら目標を説明
昨年度までの進み具合に照らしながら目標を説明

横浜市の第2期教育振興基本計画では今年度、起業家コンテスト「はまっ子未来カンパニープロジェクト」(仮称)、教科指導や学級経営に関する授業づくり講座、優れた教員の実践を公開する「匠の授業」などが実施される。

5月16日に開かれた同市教委の定例会では、これらの取り組みや目標などが報告された。
同基本計画は、平成26年度から5年間で推進。今年度は、5つの目標、13の施策に取り組んでいく。

目標1「知・徳・体・公・開で示す子どもの育成」では、▽横浜らしい教育の推進▽確かな学力の向上▽豊かな心の育成▽健やかな体の育成▽特別なニーズに対応した教育の推進▽魅力ある高校教育の推進――の6施策を掲げる。

実社会に関わる問題解決のため学校と社会が連携した起業家コンテスト「はまっ子未来カンパニープロジェクト」(仮称)を実施。教員の授業改善や子どもの学力向上に向け、教科指導や学級経営についての「授業づくり講座」、優秀な教員の実践を公開する「匠の授業」の開催などを予定している。

中学生を対象に学習習慣の確立と基礎学力向上を図る「放課後学び場事業」、学校ごとに独自指標を設定して特色ある体育活動を行う「体力向上一校一実践運動」の展開も挙げた。
目標2「誇りや使命感に満ちた信頼される教職員の確保、育成」では、よこはま教師塾「アイ・カレッジ」講座の質の向上を図る。市内の教職課程のある51大学と連携・協働した協議会を開き、教育実習の充実や教職実践演習などを行う。

目標3「高い組織力による信頼される学校」では、スクールソーシャルワーカーなど専門スタッフの配置や弁護士による法律相談体制の充実を進め、教職員の負担軽減によって、子どもとしっかり向き合える環境を整備するとした。

目標4「家庭、地域、学校が連携した子どもの成長の支え合い」に向けては、学校・地域コーディネーターや地域交流室の配置を拡充する一方、学齢期の子どものいる保護者を対象にした「親の交流の場づくり事業」を進めると説明。

一連の施策は、これまでの進み具合を比較しながら、今年度や今後の達成目標を設定し、進めていくという。

関連記事