ICTで「協調学習」を支援 埼玉県教委が近未来事業

埼玉県教委は今年度から、「協調学習」をICT活用の面から支える「近未来学校教育創造プロジェクト」を実施していく。生徒の主体的・協働的な学びの一層の推進を図るとしている。

プロジェクトでは、今年8月を目途に、タブレット端末を県立高校10校に各40台整備する。情報交換サイトを活用した教材作りの推進と教科のカベを超えた教材開発などにより、教員の指導力や教材の質の向上を図るとしている。

同県では、「埼玉教育の振興に関する大綱」にある「子供たち同士が学び合い、想像力を養い、自ら学ぼうとする意欲を高める」ような「学びの改革」を推進するため、「協調学習」のさらなる進化に取り組んでいる。

また平成22年度から東京大学の大学発教育支援コンソーシアム推進機構(CoREF)と連携して、生徒一人ひとりの理解の在り方を尊重し、生徒同士の学び合いの中で各個に役割を担わせることによって主体性を引き出し、話し合い、考えの統合を通じて教科を学びながらもコミュニケーション能力や問題解決能力、情報活用能力を育む「協調学習」による授業の在り方を研究・実践している。

現在、県内の高校、全教員の20%にあたる約1600人が「協調学習」による継続的な授業改善に取り組んでいる。

同県では今後、実施校での公開授業の開催や、来年1月14日にはシンポジウムを行う予定としている。

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