小学校部会で論点案示す 時間編成やマネジメントなど

さまざまな意見が交わされた小学校部会
さまざまな意見が交わされた小学校部会

文科省の教育課程部会小学校部会の第6回会合が5月27日、省内で開かれ、取りまとめにむけた論点案が示され、小学校におけるカリキュラム・マネジメントの具体的な方向性などが上げられた。

論点案では、小学校における諸課題への対応として、▽小学校における柔軟な時間編成の現状▽次期改訂に向けた授業時数の考え方と「カリキュラム・マネジメント」▽学校段階間の接続――が示された。

清水静海委員(帝京大学教育学部初等教育学科長)からは、学校段階間の接続言及し、「学校段階の接続で幼児教育と小学校の骨組みが重要だ。それぞれの年齢レベルの重点課題を明確にする必要がある」と強調した。

生重幸恵委員(特定非営利法人スクール・アドバイスネットワーク理事長)からも「義務教育学校だけなく、小・中学校も重要だ」と語る。また地域と学校との連携については「地域への関わりや学校支援が必要だ。これにより子どもたちの知識が積み上がる」と語った。

クラブ活動に議論が及ぶと、渡瀬恵一委員(玉川学園学園教学部長)は、「教育活動全体で、クラブ活動の問題がある。次期学習指導要領でカギになると思うこの論点案に、クラブ活動についての文言を入れてはどうか」との提案があった。

このほか、「いかに教員に総則を熟読させるか。解説は見るが、総則はあまり見ないとの現実がある。次期学習指導要領では総則を理解しないといけない。図やイラストなどで工夫してほしい」などの声もあった。