子どもの貧困対策など 県知事を長に「みらい本部」

神奈川県は、子どもをめぐる貧困対策や今日的な課題などに積極的で全庁的な対応を図るため、県知事を本部長とした「子ども・青少年みらい本部」を新設した。

同本部には、▽子ども・子育て支援推進▽青少年総合対策▽子どもの貧困対策推進――の3部会と幹事会を設置。これまで総合的な子育て支援の企画、調整を行ってきた「子ども・子育て支援推進会議」と、青少年対策を担ってきた「青少年総合対策本部」を統合した。

それぞれの取り組みを継承しながら、統合的な体制の下で、子どもに関連する最重要課題を整理し、調整して、スピーディーで効果的な取り組みを進めていけるようにする。

これまでの県の子ども貧困対策の事例では、対策推進計画策定を踏まえ、▽教育▽生活▽保護者に対する就労▽経済――の4つを押さえた施策を実施。施策の実施状況や対策の検証に役立てる19の指標を定め、効果的な取り組みを追求している。

教育支援では、学校をプラットフォームにした総合的な対策として、スクールソーシャルワーカー配置による福祉関連機関との連携やスクールカウンセラーによる教育相談体制の充実などを推進する。地域の学習支援機会充実に向け、多様な人材の協力を得ながら、土曜日に体系的で、継続的な教育プログラムを実施するための助成などを行っている。

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