教員の長時間労働是正 自民党が中間まとめを文科相に

馳文科相に提言書を手渡す塩谷衆院議員ら
馳文科相に提言書を手渡す塩谷衆院議員ら

教員の長時間労働の改善に向け、自民党の「教員の長時間労働の是正に関する議員連盟」が、提言に向けた中間とりまとめを行った。同議連の塩谷立会長らが5月31日に文科省を訪れ、馳浩文科相にこれを手渡し、報告した。

中間とりまとめでは、▽教員の午後6時までの退校▽土・日曜日の部活動の時間の削減▽教員の業務内容改善――について要求された。

教員が、授業や部活動後に、教材研究や事務作業を行っている現状を指摘し、業務を規定時間内に行えるようなカリキュラム設定や人員配置を検討するよう求めた。

塩谷会長は「子どもたちの健康と教員の生活も考えて、休みをしっかりと取れるようにしていきたい」と、教員や児童生徒の連続的な1週間の生活に対して、懸念の声を上げた。

馳文科相は「教員のワーク・ライフ・バランスを考えた体制を整えていきたい」と述べ、財務省への理解を求める意向を示した。

同議連は、長時間労働によって教員が児童生徒と向き合えなくなっている現状に警鐘を鳴らし、学校現場での業務改善方策や教職員定数の改善、外部人材の活用について議論・提言するために設立された。

中でも、長時間の部活動指導の縮減、事務業務の効率化を喫緊の課題とし、チーム学校の実現、教員が担うべき業務の見直しを進めている。

関連記事