若田宇宙プロジェクト 児童がJAXAで訓練体験も

さいたま市教委は、子どもたちが宇宙飛行士や宇宙開発への興味・関心を高めていけるよう、市内在住の小学校4~6年生と保護者を対象にした「若田宇宙プロジェクト」を企画。8月から10月にかけて実施する。人類の宇宙への挑戦や歴史をテーマにしたJAXA職員の講演やロケット作りなどの実験、筑波宇宙センターでの宇宙飛行士訓練への挑戦など、合計5日間のグループ体験講座を提供する。

同プロジェクトは、宇宙飛行士の若田光一さんが同市生まれという点にちなんで創設。若田さんに続く人材が育つのを願い、各種講座を通じて、子どもたちの宇宙開発や宇宙飛行士への興味・関心を向上させるのを目指す。期間中は体験や実験を織り交ぜた講座を実施。体験型グループ活動を通して、楽しみながら宇宙の科学知識や協調性を身に付ける。

第1回講座では、元JAXA職員が「人類の宇宙への挑戦や宇宙飛行の歴史」について講義。フィルムケースとアルコールを使ったロケット飛行実験も行う。第2回講座では、筑波宇宙センターで宇宙飛行士の訓練を体験。国際宇宙ステーションの閉鎖環境を模した施設で、共同作業を経験する。

宇宙環境を再現するポンプを使った真空実験や液体窒素による低温実験なども行う。飛行士の宇宙での1日の生活を映像資料で見たり、本物の宇宙食を複数用意し試食したりする機会も設ける。

最終講座では、一連の学習成果を振り返りながら、宇宙環境を利用した楽しく暮らせるマイホームのアイデアを考えて発表する。

同市はこれまでに、「若田宇宙飛行士展」や、子どもに向けた同飛行士のミッション報告会、宇宙飛行士体験ツアーなどを実施。児童生徒の宇宙への夢や目標を励ましてきた。

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