政令都市市長会が要請 学校修繕の交付金減に対応を

馳文科相に要請書を手渡す熊谷千葉市長
馳文科相に要請書を手渡す熊谷千葉市長

政令都市市長会を代表して熊谷俊千葉市長が6月2日、馳浩文科相に学校施設の整備に向けた緊急要請書を手渡した。

同市長は、今年度の学校修繕などの交付金が減っている現状を述べた上で、財政当局への予算措置を求めるよう訴えた。

要請書では、平成28年度文科省予算の学校施設改修・整備に関する申請額が大幅に減少しているとして、補正予算による財政措置を要望した。こうした現状に、「児童生徒の安全や教育環境に重大な支障が生じる」と強調した。

熊本地震にもふれ、熊本県内の学校施設が老朽化などにより、避難所として利用できなくなっていると現状を説明している。

同市長は学校施設の厳しい現状を語り、「今年度の補正予算で措置してほしい。さらに当初予算から組み入れてほしい」と要請した。熊本地震についても県内の学校施設の改修・修繕の必要性を強く訴えた。

これに対して馳文科相は、第2次補正予算に盛り込んでいく意向を示した。熊本地震に関しては、学校施設の天井や壁などの非構造部材の耐震化について「早急に対応していきたい」と語った。

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