疑問を探究する学びを評価 魅力ある授業達人59人認定

千葉県教委は、教科指導などで卓越した技能や効果的な指導を行う県内公立小学校、特別支援学校教員を認定する「魅力ある授業づくりの達人」の今年度認定者59人を決定し、その努力をたたえた。評価を受けた指導内容は、▽子どもの疑問や不思議を重んじた問題解決学習▽児童同士の学び合いを織り交ぜた展開の工夫――など。

達人に認定された教員は、県内の教員に向けて、模範的で優れた授業を公開し、教科指導に役立つ資料の提供や授業力アップのアドバイス、研修会での実践例の発表を行う。近隣校への実践支援も。

認定対象にした実践は、国語、算数、理科、社会、音楽、図画工作、ICT活用、外国語活動、道徳、総合的な学習の時間、生活、特別支援。

香取市立佐原小学校の板垣才門教諭は、国語科で、聞き手参加型の読み聞かせや合意形成の力を磨く話し合い活動を工夫した。学校図書館を活用する授業や伝統的な言語文化に親しむ指導を織り交ぜた展開も行っている。

いすみ市立長者小学校の松本光史教諭は、理科の生物領域で、授業改善に取り組んだ。子どもの疑問や不思議を大切にした問題解決型学習を充実させるために、学び合いで考える場面を取り入れた。

勝浦市立勝浦小学校の吉野里美教諭は、生活科における子どもの気付きの質を高める指導法に尽力。地域教材や人材を生かし、地域と関わりを深める授業実践を行っている。児童の思いや願いを生かした単元計画、声かけの工夫なども図っている

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