食べ残し減少し正しい箸づかい増加 子どもの食を調査

普段、安心して食べられるのは「家の食事」97.8%、「給食」65.3%、「外食」33.3%――。東京近郊20キロから50キロのドーナツ圏に暮らす小学校4年生から中学校3年生までの食生活の意識と実態を、農林中央金庫が調査した。平成17年と23年に実施された過去2回の同様調査と比較すると、食べ残しが減少し、正しい箸づかいが増加していた。

調査では、400人(男女各200人)から有効回答を得た。調査地点は無作為抽出。実施は2月20日から3月4日までの間。

それによれば、食事を「いつも残す」1.3%、「時々残す」38.3%で、合わせて4割が「残すことがある」と回答。過去2回からの推移では48.3%、42.5%、39.5%と、減少傾向にある。

箸の持ち方については、正しい持ち方のイラストと比べる自己診断方式で答えてもらった。「正しく持っている」は58.0%、72.5%、76.3%と推移。特に男子が49.0%、75.0%、77.0%で、大幅に増加していた。

食の安全に「関心がある」との回答は51.5%、58.3%、60.5%と増加。学校での食育が奏効しているようだった。

夕ご飯で好きな料理・おかずは、複数回答で「ハンバーグ」が74件で最多、次いで「カレー」50件、「唐揚げ」39件。上位2品がこれまでの調査でも、常に上位にある。学校給食では、「カレー」85件、「揚げパン」50件、「唐揚げ」13件。

子どもから見た父親の家事参加についても質問している。「何もしない」に該当した父親は33.3%、26.1%、21.2%と、調査ごとに減少している。家事参加度が「高い」にランクされる父親は17.7%、33.9%、39.6%と推移。子どもは父親の家事参加をしっかり評価している。

家事参加とは、父親が「食品の買い物」「料理を作る」「食器を洗う」などの項目の中で、3つ以上該当している状態とした。

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